今月号のこばなし
- 今月の福山新田
- 今月のものづくり
- お米の豆知識「お米の栄養素」
今月の福山新田
紅葉も散り、冬が近づいてきましたがいかがお過ごしでしょうか?
今月は道普請(集落内の清掃行事)に、先月に引き続き昭和女子大の現役の方と卒業生が来てくれました。福山新田では毎年11月の道普請の後は、有志が企画し収穫祭を開催しています。
収穫祭は集落の方々が集まり、皆で持ち寄った料理をおかずに新米を食べます。今年は折角だからと昭和女子大を呼んでの開催とすることができました。大学生には収穫祭に出すようのおにぎりを作ってもらったり、卒業生は手の足らない箇所の道普請を手伝ってもらうなど、大助かり!集落の方々も大きな行事は久しぶりだったからか、とても楽しんでいるように見えました。
やはり大学生が来ると、一気に集落が活気付くような気がするから不思議です。これからも集落が元気になり、大学生も都会では得られない経験ができるというWIN-WINの関係が続いていけば嬉しいなと思います。
収穫祭の後は、十数年ぶりに福山新田にも新築が立ち、餅まきと内覧会がありました。このあたりでは、なかなかないようなカッコイイ家ができました!
今月のものづくり
先月で今年のお米づくりもひと段落し、書くネタが〜、と焦っておりましたが、お米以外のものもコソコソと作っているので、その月に作ったものを紹介していこうかと思います。このコラムの中で書くものは販売していませんが、定期購入いただいている方々へ時々お裾分けとしてお送りするかもしれません。またその際はご連絡させて頂きます!
味噌づくり
昨年より、自分が採ったお米を原料に麹にして味噌を作りはじめました!先生はいつもお世話になっている集落の方。昨年はお試しだったので、少量しか作れませんでしたが、今年は気合を入れて200kg弱ほど作ってみようかと思っています。
味噌は2〜3年寝かしたものを食べるのが普通ですが、昨年作った味噌も1年で充分食べれるようになりました。この味噌が美味しいのでビックリ!お味噌汁に入れても、通常は顆粒だしなどを入れて味を整えるのですが、手作り味噌にしてからは味噌自体に甘みがあり、それだけで充分になりました。
手前味噌なんて言葉もある通り、自分で定期的に混ぜた味噌は美味しくなるのかもしれません。
この手前味噌の美味しさや作る楽しさをわかってもらえればと思い、いつか自分の味噌はもちろんですが、味噌づくりキットのようなものを販売してみたいなと考えています。詳しい作り方については、次号に詳しく書かせていただきます!
お米の栄養素
最近ではお米ではなくパンや麺類を食べる人が増えてきました。ですが改めてお米の栄養素をみてみると、お米は体にとっても良いことがわかります。ここではあまり知られていないお米を食べることで得られる効能について紹介できればと思います。
腸内環境を整える
お米に含まれる食物繊維は便秘を防ぎ腸内環境を整える効果があります。更にビタミンB1,B2,Eなどの栄養素もあり、美容にも効果的です。
糖尿病や肥満の対策
お米とよく比較されがちなパンには塩分やコレステロールが含まれていますが、お米はそれらが含まれていません。また白米を食べることで満腹感が持続しやすく、間食の誘惑に打ち勝つ効果も見込めます。
脳の働きが良くなる
脳はブドウ糖を直接エネルギーとして利用しています。そのため、このブドウ糖が不足すると脳の働きが阻害されます。お米を食べることで、お米内の炭水化物が体内ではブドウ糖に分解され、脳のエネルギー源として利用されています。
以上のように、あまり注目されていませんが、お米にはたくさん栄養があります。
最後に
源四郎のお米は以下の購入ページでご購入いただけます。魚沼の山の中で作ったお米、どうぞお楽しみください。