【雪室とは?】雪室貯蔵米が年中美味しい理由を徹底解説

雪室の説明
悩んでいる人

そもそも雪室ってなに?時どき雪室貯蔵米とか見かけるけど、何が良いのか教えて!

この記事でお伝えしたいこと
  • 雪室とは?
  • 雪室と冷蔵庫の違い
  • 雪室で保存されたお米が年中美味しい理由
  • おすすめの雪室貯蔵米

こんな悩みについてお答えします。

この記事を書いている僕は現役農家として「源四郎のお米」を販売しています。お米のご注文は以下オンラインショップにてお買い求めいただけます。

雪室はお米を保存するのに最適な保存方法です。

そんな雪室の魅力を以下の内容に沿って本記事では解説します。

目次

雪室(ゆきむろ)とは、雪で冷やす天然の冷蔵庫

峠の雪室

雪室とは豪雪地帯で、昔から使い続けられてきた伝統的な食べ物の保存方法です。
当時は藁などで雪を囲い、溶けにくくしてお肉や魚、野菜など、腐りやすい食べ物を保存するために使われていました。

現代では倉庫のような建物の中に冬の間にたんまり積もった雪を大量に入れ、年中庫内を雪で冷却する設備になります。

昔は食べ物を長持ちさせる為に使われてきた、この雪室ですが、現在では良いことがたくさんあることがわかっています。特にお米を保存しておくには最高の設備です。

コチラについては次項より詳しく解説します。

雪室貯蔵米の美味しさの秘密

田植えのイメージ

雪室貯蔵米の美味しさは以下からきています。

・温度が一定
・高湿度

お米用の冷蔵庫との違いと併せて順に解説します。

雪室は1年を通して一定の低温を維持できる

雪室内の温度は、外が真夏であっても、極寒であっても常に雪の力で一定温度に保たれます。

源四郎のお米を保存している雪室は4~5℃ほどに保たれています

温度の変化が少ない状態だとお米は、休眠状態になります。
そのため雪室貯蔵米は鮮度が新米のまま変わらず、年中美味しく食べることができます。

お米の保存は高湿度の環境が最適

お米は高温・高湿度に弱い食材です。特に梅雨の時期は注意が必要で、常温でおいておくとカビが出てしまう場合があります。

では、乾燥している環境に置いておけばいいのかというとそうではありません。

お米は水分の含有量が多ければ多いほど美味しくなります。
雪室内は湿度が高い状態を保っているため、お米内の水分も減ることなく、美味しさを保つことができます。

冷蔵庫での保存がよくない理由

雪室と冷蔵庫の違いは以下です。

雪室と冷蔵庫の違い

このようにお米の保存に最適だとされていたことの逆になります。
お米用の冷蔵庫であれば、多少は温度の変化は少なくなりますが、雪室ほどではありません。また湿度においても冷蔵庫内は構造上どうしても乾燥しています。

雪室貯蔵米は保存期間によらず、美味しさを保つことができますが、冷蔵庫で保存したお米は美味しさが長続きしません。

まとめ

今回は雪室について、雪室貯蔵米の美味しさの秘密についてお話ししました。

私が1から作っている「源四郎のお米」も雪室貯蔵米となります。ご興味ある方は、以下よりご購入いただけます。

年中美味しい雪室貯蔵米、ぜひ一度ご賞味ください。

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この記事を書いた人

米所として知られる新潟県魚沼市で「源四郎のお米」(魚沼産コシヒカリ)を育て販売しています。四季の移り変わりが美しい、この地で自然の恵みに感謝しつつ、向き合うことの大変さを実感しながら生活しています。

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