2022年6月号 源四郎のこばなし

[st-mybox title=”今月号のこばなし” webicon=”st-svg-file-text-o” color=”#333333″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#BDBDBD” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under st-list-check” margin=”25px 0 25px 0″]

  • 今月の福山新田
  • 今月の米づくり
  • お米の研ぎ汁活用方法

[/st-mybox]

※ 紙面でご覧になりたい方はコチラから

目次

今月の福山新田

全国的に梅雨入りし蒸し暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?気温が上がりづらい福山新田でも30℃近い日が続いています。

そんな折、魚沼市全域で防災訓練がありました。福山新田での防災訓練は部落毎に避難場所へ集合し点呼を取ります。私自身、関東で暮らしていた頃は経験したことがありませんでした。地域との距離が近い田舎だからこそできる取り組みではないでしょうか?

コロナ禍により都心では更に人との接点が薄れがちになったと聞きます。地震など災害が頻発する昨今、もしもの時に地域の連帯感があると被害も軽減するのでは?と改めて感じる防災訓練となりました。

今月の米づくり

先月、ようやく田植えも終わり一息ついたのも束の間、今月は水管理と草刈りに追われる月となりました。

今年は田んぼが穴だらけになることが多く、その対処に追われる日々。その犯人はこちらのケラ(虫の嫌いな方、すいません)

オケラのイメージ

引用:https://www.insects.jp/kon-kera.htm

田植え後の田んぼに水が溜まらないと、雑草がどんどん生えてきます。

田んぼに草が生えると、稲の成長が遅れたり、斑点米と呼ばれる黒いお米が混じったりします。(詳しくは以下記事で解説しています)

[st-card myclass=”” id=”1330″ label=”参考” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” webicon=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]

そうならないようケラが空けた穴を見つけては塞ぎを繰り返しましたが、塞ぎきれなかった田んぼも数カ所。案の定、草が生えてきました。これからどう対応しようかと考えています。

 

田んぼの中だけでなく、外も草がグングン伸びており、そのまま草刈りシーズンに突入しました。福山新田の田んぼ山間部だからか急な斜面もあり、なかなかに重労働。草の伸び方にもよりますが、一年で三周ほど草刈りをすることになります。まずは1回目の草刈りを無事終えました!

田植え当初は頼りなかった苗も、順調に成長し、今では株が太く、緑も濃くなっています。

稲は付け根が枝分かれして、どんどん本数が増えます(分げつ)。これが1株で15本〜18本ほどまで増えると、田んぼの水を落とし、一旦分げつを止めます。今は枝分かれ真っ最中の稲を見守っているところです。

お米の研ぎ汁活用方法

およそ2ヵ月飛ばしての「お米の豆知識」です。今回は私も行っている、お米の研ぎ汁の活用方法を3つ!ご紹介します。お米の研ぎ汁には、お米から出るデンプンと油分の他、石鹸にも含まれる界面活性剤と同様の働きをするタンパク質が含まれています。

これにより主に以下のように使うことができます。

この働きにより主に以下のような用途に使うことができます。

[st-mybox title=”” webicon=”” color=”” bordercolor=”” bgcolor=”#FFFAEF” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

  • お米の研ぎ汁に食器をつけて油汚れに
  • 野菜のアク抜きに
  • 床や浴室の洗剤代わりに

[/st-mybox]

順に解説します。

お米の研ぎ汁に食器をつけて油汚れに

一番よく使っているのがこちらの方法。カレーなど油の多いものを料理したあと、洗剤を使って洗うの大変ですよね?そこで、お米の研ぎ汁を汚れた鍋やフライパンに入れて一晩置くと、驚くほど簡単に汚れが落ちます。

私は晩御飯の後、翌日食べる分のお米を研いで炊飯器にも入れているので、タイミング的にもバッチリ!

野菜のアク抜きに

これはご存知の方も多いかと思いますが、アクの強い野菜の下茹に使用すると、その野菜独特のアクや臭みを取り除くことができます。

それだけではなく、個人的には野菜自体の甘さや香りも際立つように感じています。煮物の下茹に使うのが個人的にオススメです!

床や浴室の洗剤代わりに

先述の通り、お米の研ぎ汁には油分と界面活性剤の働きをするタンパク質が含まれているので掃除にもうってつけです。

スプレーに入れ、床掃除に使うと、油分のせいか、床がピッカピカに。また浴室の掃除でも湯垢が取れやすく掃除が楽になります。

 

以上がお米の研ぎ汁活用方になります。お米の研ぎ汁は長い間放置しておくと痛むので、早め使うことをおすすめします。以上。今回はお米の研ぎ汁活用方法についてご紹介しました。

まとめ

気温も上がり、草刈りをしていると滝のように汗が流れます。これからの農作業は目立った作業はないものの地味に体を使う作業が続きます。
まだまだ暑さ慣れしていませんが、熱中症に気をつけながら農作業に励みます!

源四郎のお米は以下よりお買い求めいただけます。ご購入お待ちしています。

[st-mybutton class=”” url=”https://genshiro.stores.jp” title=”お米のご購入はコチラ” rel=”” webicon=”” target=”” color=”#ffffff” bgcolor=”#538dbc” bgcolor_top=”” bordercolor=”” borderwidth=”” borderradius=”30″ fontsize=”” fontweight=”bold” width=”” webicon_after=”st-svg-chevron-right” shadow=”” ref=”” beacon=””]

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

米所として知られる新潟県魚沼市で「源四郎のお米」(魚沼産コシヒカリ)を育て販売しています。四季の移り変わりが美しい、この地で自然の恵みに感謝しつつ、向き合うことの大変さを実感しながら生活しています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次