- 最近のできごと
- 今月の福山新田
- お米の豆知識:冬のお米が美味しい理由
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最近のできごと

新年あけましておめでとうございます。 「源四郎のお米」生産者の高橋です。
本年も、皆様の食卓に笑顔をお届けできるよう、誠心誠意米づくりに励んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
ここ最近の個人的なニュースなのですが、3Dプlリンターを購入いたしました! ゆくゆくは皆様の生活の役に立つような、ちょっとした便利な小物を自分で作って、お米と一緒にお送りできればと考えています。まだまだ試行錯誤の段階ですので、どうか気長にお待ちいただければと思います。
今月の福山新田
例年ですと、年末年始にドッと雪が降り、さらに1月に入ってからも積雪が増え続けるのがこちらの冬ですが、2026年の今年は少し様子が違います。
雪はもちろん降っていますが、今年は『丁度よい』降り方をしています。
休みなく降り続くのではなく二日ほどドッと降ったかと思えば、次の日は晴れる。そんなサイクルを繰り返しています。 適度な間隔を空けて降ってくれているおかげで、今のところ「雪片づけに追われて悲鳴を上げる」という事態にはなっていません。
とはいえ、まだ1月。昨年も2月に入ってから10日ほど大雪が続いたこともありましたので、今後も油断はできません最後まで気を引き締めて、この冬を乗り越えていきたいと思います。
お米の豆知識:「冬のお米が美味しい理由」
今の時期、お米を研ぐ水は手がちぎれそうなほど冷たいですよね。しかし、実はこの「冷たい水」こそが、お米を驚くほど美味しくする秘訣なのです。
なぜ冷たい水が良いのか、その理由は**「酵素」と「浸透圧」の科学**にあります。
理由①:酵素が働く「時間」が伸びる
お米のデンプンは、加熱されることで「糖」に変わります。
この変化を起こすのが、お米に含まれる「アミラーゼ」という酵素。 この酵素は、水温が40℃〜60℃くらいの時に最も活発に働き、デンプンを糖に変えてくれます(60℃を超えると酵素が働かなくなる)。
冷え切った冷水から炊き始めると、沸騰して高温になるまでの時間が長くなり、「酵素が甘みを作り出す時間」が長く確保できるようになり、お米が甘く感じられるようになります。
理由②:お米の芯まで「均一」に吸水される
もう一つの理由は、炊き上がりの食感(粒立ち)にあります。
水温が高いと表面だけが急激に水を吸ってしまい、芯まで水が届かない「吸水ムラ」や表面のべちゃつきの原因になりますが、冷たい水でゆっくりと吸水させることで、お米の芯まで水分が行き渡ります。
芯まで水を蓄えたお米は、加熱した際に内側からふっくらと膨らみ、理想的な食感に仕上がります。
結論:冬の米研ぎは「寒さ」を味方につける
冬場の米研ぎは辛い作業ですが、お湯を使うのは厳禁です。お湯を使ってしまうとお米の表面が煮えた状態になり、旨味成分が流れ出たり、糠(ぬか)の匂いを吸収してしまいます。
「理屈は分かったけど、どうしても冷たい水は辛い!」という方は、「米研ぎ棒」という便利なアイテムを使うのも手です。直接水に触れずに、辛い思いをすることなく冷たい水でお米を研げます。
私自身も使っていますが、冬の必須アイテムだと思います。
皆さんもぜひ冷たい水で研ぎ、浸水させてみてください。きっと「冬のお米は美味しい!」と納得していただけるはずです。







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