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- 今月の福山新田
- 今月の米づくり
- 2022年度新米ご発送時期のお知らせ
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今月の福山新田
稲も黄金色になりすっかり秋らしくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
福山新田では先日、5年後、10年後に現在作付けしている田んぼがどれだけ耕作放棄地となる可能性があるのか、という調査を行いました。なんと5年後には、およそ10町歩以上の面積が耕作放棄地が出るという驚くべき結果となりました。10町歩というと東京ドームおよそ2個分の面積にあたります。
まして山間部の田んぼなので、畦や農道など管理しなければならない面積は更に増えます。予想以上の結果に驚きました。福山新田は時折、絵画のような美しさを見せる瞬間があります。このような景観を守ためにも自分が多くを担うだけの体力をつけるだけでなく、一緒にこの場所を守っていく仲間を見つけていく必要があるなと強く感じました。
今月の米づくり
4月のハウス建てより始まった、米づくりですも残すところ数週間となりました。稲刈り間近です。
さて、今月の米づくりは以下のような作業になりました。
・3回目の草刈り
・泥上げ
・作業小屋の準備
順に次ページより説明します。
草刈り三週目
稲刈り前最後の草刈りです。真夏を過ぎると、秋の草が一気に出てきます。今回の草刈りの主な目的は稲刈りの邪魔になる草を刈ること。田んぼの乗り入れ口や、内畦に草がたくさん生えていると、コンバインで稲を刈りづらくなるので、この時期の草刈りが必要になります。
泥上げ
福山新田の田んぼは湿田が多く、田んぼが乾きにくいところがたくさんあります。特に高い畦のある田んぼや山際の田んぼは、水が沸いてくるので、このような掘りを作ります。草や泥が溜まってくると水が流れず、田んぼに入って、いつまで経ってもドロドロのままです。なので、水が流れるように泥を取り除いたり、草を取ったりする必要があります。
田んぼが乾かないと特に苦労するのが稲刈り。稲刈り時のコンバインは自重だけでなく、刈った稲の籾も入っているので、とても重くなります。そのような機械でドロドロの田んぼに入ると、キャタピラが埋まって身動き取れなくなってしまうことがあります。こうなると抜け出すのに時間はかかるは、最悪コンバインが壊れる可能性もあります。快適に稲刈りするためには、しっかり田んぼを乾かす必要があります。
また、田んぼがいつまでもドロドロだと菌が増えやすく、稲が病気になってしまうこともあります。
作業小屋の準備
稲刈り前最後の作業は、作業小屋の片付けです。作業小屋というのは、刈った籾を乾燥させ、籾を玄米にし、30kgの袋詰めを行う小屋になります。これらの作業を請け負っているライスセンターという場所もありますが、大体の農家さんは採算が合わなくなるので、ほぼ作業小屋をもっています。
作業小屋には籾を乾燥させる機械や籾を玄米にする機械、計量器などがあるだけでなく、お米を出荷するまでの間、置いておくスペースが必要になります。稲刈り時期以外は用がないので物置きと化してしまうので、作業を行うスペースを確保する必要があります。
また、稲刈り時はたくさんの機械を使い、一つでも不具合が起こると作業がストップしてしまいます。そうならないように機械がきちんと動作するか事前に確認する必要があります。何せほぼ丸一年使わないので、大体どこかしら不具合があります。今回は乾燥機とコンバインが動作しなかったので、農機具屋さんに来てもらい、修理してもらいました。
作業小屋の準備も終わり、残すところ稲刈りのみ!先日先日の台風で稲が転んでいたり、稲刈り本番の来週はあまり天気が優れなかったりと不安ですが、皆さんに美味しいお米がお届けできるよう頑張ります!
2022年度米ご発送時期のご案内
稲刈りの時期がほぼ決まってきましたので、新米の発送時期についてお知らせします。
今年の新米は10月10日以降の発送につきましては、全て2022年度の新米をお送りさせていただきます!予約のご注文いただいた方につきましても10日以降順次発送させていただきますので、もう少々お待ちください。
今年のお米は、豪雪の影響で稲刈り時期こそ遅れたものの、その後気温も上がり、昼夜の寒暖差がいつも以上に大きかったので美味しいお米になっていると思います!(寒暖差が激しいと、お米は甘く香り豊かになります)。
まだまだご注文承っていますので、是非新米の、山の中で育った魚沼産コシヒカリの味をお確かめください。
最後に
源四郎のお米は以下の購入ページでご購入いただけます。魚沼の山の中で作ったお米、どうぞお楽しみください。
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